こんにちはこんばんは。
もう朝ですね。空が明るい・・・明日(というか今日)休みでよかった・・・。
さて、さっそくですが本題。
フォスナービットってなんでしょうかね?
いや、もちろん木工やっている人なら知っている、いわゆるザグリビットですよね。
ただ、ボアビットとフォスナービットの違いってなんだろう?
少し前に調べてみましたが、呼び方が異なるだけで、ほぼ同じものらしいです。
が、極稀に役割が違うという方もいます。
でも分からなくもないです。個人的にも、少しニュアンスが違うような・・・そんな気もします。
僕が思うフォスナービットは左のもの。
右のものはボアビット。
左は三枚刃のビット。21mm。
右のは二枚刃のビット。20mm、25mm、30mm。
なんとなくな感覚なので、フォスナービットもボアビットも同じものと考えてよいと思います。
機能も一緒だし、結果的に掘れるザグリも変わらないのなら、無理して分けなくてもいい気がします。結局トリマーで払うんだしw
でも思う。
まず大前提として、フォスナービットって名称で売られてない件。←売ってました(テヘッ ※後述
左の三枚刃のものだって、市内にホームセンターが三件ほどありますが、売っていません。ボアビットなら売っているのに。
なのでわざわざ隣の市まで行って買ってきたものです。そのお店でも別にフォスナービットという名前で売られていないという・・・。
ギター製作ではフォスナービットってよく聞く名前だけど・・・あんま一般的じゃないのかな?他のジャンルの製作でも聞くんだけど・・・分かりずらいですね。
まぁそんなことはさておき。
この三枚刃のフォスナービット(21mm)…なんで20mmのビットを持っているのに買ってきたのか。
三枚刃に惹かれた、というのもありますが・・・一番の目的は、魔改造すること!日本人のお家芸ですね。
昔どこかのサイトの製作者さんが改造してたのを見て、ずっと気になっていたので。
やってみました。
まずは真ん中の尖っているポンチ部分を削ります。
次に外周部の飛び出ている部分の刃を削ります。
最後に刃全体を中砥までして完了です。
うん。端的に言って・・・失敗しましたw
いや、目論見通りではあるのですが・・・いかんせん気を抜くとビットが暴れてザグリ部分が汚くなる・・・。
ボール盤でさえそうなるのだから、手持ちの振動ドリルと垂直スタンドじゃあ絶対に使い物になりません。使いどころが限られてしまいました。
ま、こうなるのも当たり前ですね。位置取り用の真ん中のポンチが無いんだもの。
ただそれでも削りたかったんや・・・。実際に使ったことある人なら分かると思うが、フォスナービットでザグると絶対に真ん中に穴が出来る。これを解消するためにはこうするしかなかったんだよ・・・よよよ。
ぶっちゃけフォスナービット使わず、ルーターを使えば別に問題ないんだけどもwだから前回のカラスの時もそうしたわけで。
ただ、ネックポケットなんかにルーターをいきなり使うのは、さすがにまだ怖いので・・・それ用のビットが必要だったのも事実。
・・・うーん、まぁ今回は試しに作ってみただけなので、次作にて使用してみないと分かりませんね。
今回もまたこんなしょーもない内容でサーセンw
水面下では色々汗だくになりながら準備してたり、夜な夜なPCの前でベジェ曲線と戦ってたりするので、そのうち形になったら記事に致します。
それではもう本当に明るくなってきてしまったので・・・おやすみなさい。
―――――
さて、ここから追記更新いたします。
もう2年位前の記事なので、色々と改稿が必要になってまいりましたので。
まずはこちらをご覧下さいな。
持っているのは20mmのビットです。
あれからも使い続けており、特にこの20mmは色んな作業で酷使していたため、切れ味が悪くなってきたのか・・・相当ヘタってきました。
アレだなー・・・昔、手持ちのドリルが逆回転になってんの気づかなくてムダに焦がしたことがあったからなぁ・・・まぁ今よりずっと無知だったんだから仕方ないっすねw
てことで、あまりに切れ味が悪くなって、堅い木材に上手く穴をあけてくれなくなってしまったので・・・新調しました。
モノは元々使っていたメーカーさんのボアビット(20mm)です。これは通販含め、そこら中のホムセンでも売ってますね。
メーカーもDIY界では有名なSK11の・・・藤原産業さん。
なにより安いし、何十と使い分けるビットのたかが1本にそんなお金もかけられんのだ。・・・まぁルータービットなんかだと1本、数千~数万なんて子もザラだから、こういうところで費用は抑えないと破産しちゃうんですよ・・・。
この子は大事に使いたいと思います。
で、画像左端に写っているものもご覧頂きたい。
これは別のホムセンで仕入れてきたものですが・・・パッケージにしっかりフォスナービットと書かれていますね。ちゃんとフォスナービットって名称で売ってたんだー、へー。
ちなみにそう書かれているくせに、2枚刃。構造も右のビット達とほぼ同じ。・・・もう一緒でえぇやん・・・。
メーカーさんは新潟精機さん。ここも工具大好きな方や木工やっている方なら誰でも1つくらい製品を持っているくらいには有名どころですね。
そもそもモノ作りをしている人間は、道具も大事にする人々ですし(ビット焦がしておいて説得力無いんだけどさw)、さらに木工の闇に嵌っていくと基本的に工具マニアが多くなる傾向にあるので・・・特に意識していなくても、海外の工具メーカー含め、自然と知っているメーカーさんも増えていくんですよね・・・業が深いな・・・。
まぁいーや。とりあえず・・・結論。
ボアビットとフォスナービットは同じようなもんです(雑)
だいたいアレだ。他の業界は知りませんが、楽器製作ですと、海外だと通常Forstner Bitの名称で売っているので、日本でフォスナービットと言っているのは、そっちに合わせているだけなんでしょうね。
だから、木工業界だと、ボアビット、フォスナービット、ザグリビット等いろいろな名前で売られてるんじゃないかなぁ・・・。そこら辺は各メーカーさんの独自の裁量によって決められているところも多分にあるんだろうし。
まぁ名前なんてどうでもいいんですけどね。望む結果が得られるアタッチメントであれば。
ただ、たまに統一しろよ、と思う時もあるけど。個人輸入するときにあっちで呼ばれてる名前が分からんと探しにくいんじゃ。
工具の名前の混合もよく見られますし・・・。
代表例がルータとリューターの違い、とかですかね。まぁこれは工具の種類と特定商品名だから、本来混同されないもののはずなんですが・・・。
うちは電子ルータと・・・ドレメルのリューター(←とは普通言わず、正確にはハイスピードロータリーツール。みんなドレメルで通じるからそう呼んじゃうけど)の2つを工程によって使い分けていますが、片方しか使わない、知らない人のほうが多いので、どうしてもごっちゃになっちゃうんですよね・・・。
ルータは高いからガチ製作勢しか使わないし、リューターは造型をやっている人がメインで使うため、木工だとあくまで脇役くらいにしか活躍しないので。
JIS規格とかいうどっかの誰かが勝手に決めた名前・・・ルーターとルータ、トリマーとトリマ・・・(どっちも後者が正式名称)のよーな、もうどっちでもえーわ的な違いなんかより、こういう分かりずらい違いをもっとなんとかしてもらいたいものですね。・・・まぁもう慣れちゃったからいいんだけど。
そんなこんなで、名前に文句をグチグチ言いながら追記しておきました。
不思議なことに、なぜかうちみたいな零細工房サイトの1記事なんかを見にきてくださる方もいらっしゃるので・・・追記更新しておきました。
早く製作やらんとなぁ・・・納期やべぇ・・・。
てことで。本日もご覧いただきましてありがとうございました!!
ほなー。