ピックアップ製作についての雑記③―ワインディングという名の苦行―

こんにちはこんばんは。

 

 

休み前だから連投しときます!

 

単純に前回の記事はただの駄文で終わってしまって、作業やら何やらの書きたいことを全く書けなかったのでw

 

 

 

本命のギター本体の製作に関しては、ようやく製図に本格的に着手し始めたばかりなので、もう少しお待ちくださいな。

 

 

てことで、お待たせしました、今回もピックアップ製作についてです。

まぁ誰も待ってないだろうけどさ、知ってる知ってる(´・ω・`) 

 

 

前回はフラットワークとテンプレートを作って、ポールピースを圧入してボビンを作って、ちょっと巻いたあたりで止まってましたね。

 

 

ほんの僅かに進みました。

今回はワインディングについてです。

 

 

 

 

いやぁ・・・本当に難しいです。

 

ワインディング中に何回やらかしたか、何回作り直したか、もう覚えてません・・・。

 

いまだに全然満足のいっていない出来なので、これはもう慣れと腕がモノを言いますね・・・。道具とはあえて言いたくないけど。

 

 

 

さて。ではまず巻く前に・・・道具をご紹介。これまでも軽くチラッと出てましたが。

 

 

前回は確か無謀にも手回しで巻いて、4,000ターン超えたところで、落としてプチッと切れたんでしたね・・・。

 

アレから道具だけで何回試行錯誤を繰り返したのやら・・・。

 

完成形がコレです。

前回の時点だと、発注したカップリングが合わなかった為、泣く泣く手回しにしていましたが・・・結局プーリーで回す方式にしました。

 

というか正直に言います。

モーター側のプーリーはともかく、手動巻線機にデフォルトで装備されてるプーリー車の存在に気づかなかったんだ・・・。

 

アレ、プーリーだったのかよ・・・w普通にベルト噛んだ時はビックリだったよww

 

なんというか・・・アホですね自分。

 

ただ言い訳をさせていただきますと、一応有名な巻線機ではあるのですが、いかんせん輸入モノなので取り説はおろか情報があまり転がってなかったので、そういう細かい機能的なところが分からなかったんですよ・・・。

 

で、これにより一銭のお金もかけず電動化に成功したわけですが・・・弊害もあって。まぁカップリングにしたところで悪化する未来しか見えないのですが・・・。

 

モーターが早すぎる、という点。足踏み式のペダルで速度調節は出来るのですが、それでもなお早い。

あとかなり感覚的で微妙な調整が必要という点。

モーター自体がだいたい8,000rpmなので、これでもすでに早すぎます。

これにプーリー比を入れても(測ってないので正確には分かりませんが)だいたい2,600~3,000rpm・・・まだ早いです。

 

ワインディングだったら1,000~1,500程度で十分じゃないかなぁ・・・よく知らんけど。

巻線機もモーターも、特にどこかのサイトの自作ピックアップ用ワインダーを参考にしたわけではなく、完全に自分で考えて選んで改造しただけに、動力の選定に失敗しましたね・・・。まぁ地味に高かったし、買い換えるのも悔しいのでコレを使い続けますが・・・。

 

回転数が早すぎるために、スピードの微調整や指でのガイドの力加減がすごくシビアでした。コレに慣れるまで何回切ったか覚えてないくらいには・・・。軽く二桁は切ってます。

 

この速さだったら逆に、手回しのほうが時間と集中力を度外視するなら精度良くできてたのがツライところです。

 

あとは引っかかって切ってしまう原因の1つにもなっていた、コイルワイヤー用の台も改良したりもしました。

 

 

 

ワインディングの慣れと治具の改良等を経て、なんとか8,000ターンオーバーまで巻けたのに、気づかないうちに切ってしまっていたのか、テスターでも抵抗値が出ない結果に終わったりなど・・・。

 

 

もうね・・・何回繰り返したのか・・・。

前回の記事を書いてから数日ずっと巻き続けました。

 

 

巻いてはミスって全部ワイヤー剥がして・・・巻いてはミスって剥がして・・・。

 

最終的には8,500ターン以上巻けるようにはなりましたが・・・

 

それでも全然ダメです。

 

 

スピード調節がシビア過ぎて、巻き方がルーズになる結果に。

 

 

現在はさらにスピード調節用のコントローラーをかませて、なんとかある程度タイトに巻けるようにはなりました。

 

 

 

それでもまだ上手く巻けてないなぁ・・・と思う出来ではあるので・・・あとはもう練習するしかないですね・・・。

 

今はフットコントローラーを踏みつつ、手元のノブでさらに調節して、逆の手でワイヤーをガイドする・・・とかいう曲芸じみたやり方で巻いていますww

 

もう、素直に専用の自動巻線機$300~$500を輸入したほうが良いんじゃねぇかと思った・・・。

結局、巻線機が良かろうが、ガイドする腕がダメでは意味もないのですが。

 

すでに練習用のポリ線が残り僅かなので・・・近々追加発注ですかねぇ・・・まだ虎の子のエナメル線は使いたくないしw

 

 

 

ですが、少しずつ改善はされているので・・・そろそろ本番も視野にいれつつ作ります。

 

 

とりあえず、抵抗値もしっかり出るものは出来たので。

 

 

 

ここまでくるのに何度叫んだことやら・・・w

 

 

抵抗値的にはビンテージだとこんなもんですかね。

もう少し増やしたいところだけど・・・要練習で。

ターン数はこの時は確か8,300くらい。

 

うーん、これ以上増やすのもなぁ・・・どーしよっかな。

 

 

 

 

とりあえずしっかり巻けるようになれば、あとはチャージして配線してポッティングするだけ。よほどのミスじゃない限り比較的安全な作業なので安心して出来そうです。

※画像ではすでにチャージしてはあるのですが、最初着磁の極性を間違ってリバースにしたまま直していないので、次回しっかりチャージし直しますw

 

 

とりあえずは現在はこんなところです。

 

 

 

 

もう少し練習しつつ本番にも徐々に入っていきます。早く音を聞いてみたいなぁとは思うんですがねw

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ではでは、本日もありがとうございました!!

 

 

 

 

 

ほなー。

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