ギター製作【3本目】⑥―木工・・・終了!―

こんにちはこんばんは。

 

およそ一週間ぶりですね。

近頃一気に寒くなりました。・・・つーか秋ってなんだっけ。こんな寒いはずはないと思うんだ。

朝晩の冷え込みが中々にツライですねぇ。風邪などひかぬよう皆々様も気をつけてくださいな。

 

 

てことで本題に入っていきましょう。

今回で木工は終了です。長かった・・・そして辛かった。後半にいくほどミスが増えて・・・次は頑張ります。

 

さて、前回は・・・。いろいろ進みました。木工もほとんど終わった状態だったのですが・・・各配線穴やらエスカッション製作、最終成型&研磨が残っていました。

 

 

まずは軽く配線穴でもみていきましょ。

 

dsc01037

 

6mmのロングビットにてアッサリ完了。

 

・・・うん、別段画像に残す必要もない作業でした。

 

その他、ジャック穴やらエンドピンの穴も終了しました(雑)

 

次つぎ、と。

dsc01038

dsc01040

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ノブの穴です。

今回はPRSシェイプなので、あの独特の落とし込みをしなくてはなりません。

 

どーやって作ろうか・・・と考える。

とりあえずフォスナービットで掘るか・・となり・・・段差をつけて掘ることに。

で、その後、段差をノミや彫刻刀で落とし、最終的にはドレメルで攻めてみた。

 

うん・・・あまり綺麗じゃないが・・・この後で簡単に手作業で整えました。

ちなみにそれぞれ穴の径や落とし込みの深さが全て異なります。いちおう考えあってのことなので、大丈夫です(多分)

 

さてさて、ボディの木工が一段楽したので・・・次は面倒で仕方ないエスカッションのほうも作っていきます。

 

材は今回のトップ材のキルテッドメイプルの切れ端を利用。割れが入っていて使えなかった部分です。

dsc01034

 

寸法は現物合わせ。

 

モノはみんな大好きディマジオのSuperDistortion

まぁ定番ですね。面白味が無くてスンマセン。

 

今回の子はフロイドローズを載せるので、Fスペースを使います。

 

さっそく端材を切って削って掘っていきましょう。

dsc01035

 

 

・・・。

 

・・・( つω;`)ウッ ウウッ…

 

が折れる音を、僕は確かに聞いたんだ・・・。

 

エスカッション製作を本気で諦めようかと思いました。

とりあえず数日は製作を放棄することに。後回しだこんなもん、やってられっか!

 

 

忌々しい作業は忘れましょう。

いよいよボディとネックの接着です。

 

dsc01046

 

いつも通り濡らしつつ、クランプでガッチリ。

 

大丈夫そうです。

 

接着中は何者も手出しすることは許されないので・・・指板の仕上げに取りかかりましょう。

 

dsc01056

フレット打ちです。

 

今回はバインディング処理をしてしまったので、タングを切りつつ削りつつ、打ち込んでいきます。

毎度のことながら、24本もあると面倒ですねぇ。

今回は輸入したワイヤーを切るところからなので、余計時間かかっちゃった。

まぁ国内で買う1/7の価格で買えたのだから我慢しよう。ジェスカーのフレットが10ドルとか・・・何度考えてもお買い得ですね!

Gold Evoが黄蝶貝に映えます。ヨカッタヨカッタ。

あと、やはりタングニッパーがあると本当に便利です。

無かった頃・・・バインディング有りのリフレットは地獄だったから・・・この便利さは感動モノです。ちと高いが買ってよかった工具の1つです。

 

で、フレットが打ち終わりましたら、両端を切り落として、軽くべべリングを済ませます。

レベリングは指板を接着し、塗装をした後の組み込みのときにしましょ。いや、面倒くさがっているわけじゃないんだよ?ホ、ホントだよ?

 

ってことで、ボディとネックは接着し終わり・・・指板も仕上がりましたので・・・最終成型&研磨、そして指板接着に移ります。

 

が、ひたすらヤスリでサンディングしてる画像なんぞ撮っておりません。なんの面白味もないし。

ただ数日かけて削り磨き続けるだけです。番手は120~400まで完了しております。600番はどうしようか考え中。

あんま磨き過ぎてもステインのノリが悪くなるので考え物なんですよね・・・。

400番まで磨いた後、一度濡らして表面がザラザラしたらまた研磨。この工程だけで地味に変わりますし。

 

塗装になると一気に情報が錯綜しだすのがギター製作。

リフィニッシュなどの修理、改造、ジャンク再生などをされる方がたくさんいらっしゃるので、情報量が一気に増えてきます。

が、塗装方法や塗料ごとに作業工程は変わるので、どれが正解ってすごく言いづらい気がします。ホントは正解なんて無いのにね。間違いはあるけど。

ラッカー以外で塗装する方は色々と情報を集めないと大変です。逆にラッカーは使用人口が多いのか、かなり情報がまとまって手に入るので大丈夫でしょう。

 

どんな塗装方法でも下地の処理は基本にして最も大事な部分ですので、しっかり行いたいですね。ツライけど。

 

とまぁ、そんな無駄話をしつつ・・・最終成型が完了。

画像がないのも寂しいので、こんなん撮ってます。

dsc01064dsc01063

ネック仕込み角のチェックですね。

アップでも見えづらい・・・申し訳ございません。

 

ネックは3°で設定して作りましたので・・・うん。大丈夫ですね。

てか・・・思ったんだけど、ブリッジ落とし込みなんだし、別にわざわざ3°にしなくても良い気もするんだ。0°~1°じゃさすがにアレだけど、2°以上なら十分なんじゃなかろーか。その場合を正確に計算してないから知らんけど。←かなり適当に無責任なこと言ってます。ちゃんと計算しましょう。

 

 

まぁ、とにかくネックとボディは大丈夫そうなので、指板も貼りつけちゃいます。

dsc01065

 

特に今さらどうこう言うことはない工程です。

 

くっつきました(簡潔すぎるかw)

 

 

 

 

で、その後ネックと指板の接着面の両端を研磨し整えて・・・木工工程完了!!(と思ったらスプリング用の穴を忘れてましたw)

 

ということで・・・現在の画像です。

dsc01070

 

アラは探せばいっぱいあるけれど・・・とりあえずは良しとして、これで塗装に入ります。

 

 

 

導管埋めがめんどくさい・・・。

 

とはいえ、やらないとどーしよーもないので頑張ります。

 

 

あとあと。

前述のエスカッションについて。

本体研磨の単調作業に耐え切れなくなり・・・結局製作しました。

 

まぁ大変でしたが、なんとか完成しました。

割れ部分とかあるけど接着して見なかったことにします。

 

これでトラスロッドカバーとバックパネル、エスカッションが揃いました。本当にテンションがあがらない作業だったぜ・・・。

dsc01067

 

まぁ、まだ穴開けてないんですけどねw

 

この画像はそれらの小物の他、塗装にあたっての調色を考えているところ。

いつも通り安心と信頼のワシンさんのポアステインです。

基本の色は作る前から考えてあるので・・・あとはそれをどうしようか、っていうところですね・・・。

 

あと少し・・・がんばりましょ。

 

 

 

ていうことで、画像は少ないのにいつも通り長くなってしまった・・・。

 

 

 

本日もお疲れ様でした。

 

 

 

ほなー。

ギター製作【3本目】⑥―木工・・・終了!―」への2件のフィードバック

    1. 地味にこれでも失敗たくさんしちゃってるんですけどねw
      リンクも参考になりました!ちょっと今回の子はすでに塗装入ってしまっているのですが、色々と応用が利きそうなので次から試してみますね^^いつもありがとうございます!

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