ギター製作【3本目】⑧―組み込みからの・・・完成!!―

こんにちはこんばんは。

 

もう12月ですかー・・・早いですねぇ。

 

年末になると何かと忙しない日常になります。特に個人的にやることが多過ぎて。まぁ焦らずやっていきましょ。

 

 

てことで、今日も製作を始めましょう。

近頃は製作記事ばっかでスイマセン。もうそろそろ農閑期・・・もとい、「材料ないから揃うまで雑談書くか」状態になりますので、小ネタのほうが見たい方は(いないと思うけど)もう少々お待ち下さい。

 

 

で、早速本題。

 

前回どこまでいったんだったか・・・あぁ、塗装か。変わり映えしない画像ばかりだから先月はあまり更新できなかったんだったw

 

じゃあ塗装が終わったところからいきましょう。グロスフィニッシュは済んでいますので、残りは組み込み工程。最後のひと踏ん張りですな。

 

 

 

まずはフレットのレベリングを済ませましょう。まぁいわゆる「すり合わせ」ですね。

 

dsc01164

dsc01166

dsc01169

 

 

さっそくマスキングをして・・・

 

 

それぞれのフレットを平らに削り(レベリング)・・・

 

最後にフレットファイルでそれぞれのフレットのクラウンを削り出したら完了。あ、もちろんエッジも軽く整えます。

 

 

疲れるからあまり好きじゃない作業ですwまぁそんな時間もかからないんですが・・・、削る量が多ければ多いほど時間と体力が削られるので、その時次第なところがあります。

 

今回は1時間以内で終わったから早かったほう・・・なのかな。プロならもっとサクサクできるのでしょうけど、なにぶん好きじゃない作業なので、数をこなす根性は無いのだ。

 

dsc01172

 

で、最後に指板にオイルを塗って完了。

 

 

今回は椿油を使用しました。

・・・うん、良い香り。

 

 

で、面倒な作業が終わったので、次は配線へ。

これも面倒といえば面倒だし、文系人間の僕には難しい領域ですが・・・さすがに慣れました。

dsc01174

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まずはキャビティ内にアースをとって・・・

 

 

 

次にいよいよ本配線。

 

今回は3wayトグルとトーンタップに挑戦します。PRSといったら僕の中ではこれが一番なので←あくまで僕の中ではね。

 

ロータリーは見た目は良いけど、慣れるまで時間がかかりそうだし、現行のブレードタイプは慣れているから一瞬で目当てのポジションを出す自信はありますが・・・見た目が気に入らないwということで、やっぱり3wayですね。

 

あと、コイルタップですが、情けないことに僕は「プッシュ」はともかく、演奏中に一瞬で「プル」の動き(引っ張る動作)が出来ない子なので、操作性重視でpush/pushタイプを使います。

強度に難があるようですが、結局自分で直せるんだから、特に問題になりませんしw

 

このpush/pushタイプを使いたいがために、トーンノブの落とし込みをわざわざ他のスイッチ類より深く作ったわけです。タップしたとき、あまりにも浮いているようじゃ格好悪いし。push/pushはpush/pullより浮き上がりが大きいから、なお更ですね。

 

まぁ御託を並べていても仕方ないので、とっとと配線しちゃいます。

dsc01176

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dsc01178

 

なんのことはない配線でした。

 

 

ノイズもほとんどのらなかったので、出来は上々。

 

 

そもそも配線なんて、そこらのプレイヤーでも普通に出来ることなので、今さら苦戦してちゃ話しにならんし。

 

さて、これで山場は完了です。

 

 

 

あとはそれぞれのパーツをセットするだけですが・・・わざわざ残すほどの画像でもないので割愛。

 

最後に弦高調整(今回は仕込み角等がしっかりできていたのでほぼ必要ありませんでした)とオクターブ調整を済まして・・・

 

 

 

 

 

完成!!

 

 

dsc01236

dsc01197

dsc01191

 

OZオリジナルギター 3作目「深紅

以下、スペック詳細。

 

zt03 ‘sink’
 finishes:Crimson Night Burst
 body:Quilted Maple top/Korina body AA
 neck:Korina AA
 fingerboard:Rocklite Ebano
 fret:Jescar Gold EVO
 dot inlay:golden-lipped pearl
 
 machine head:Gotoh MG-T
 bridge:Schaller Locking Tremolo
 neck pickup:DiMarzio® Air Norton™
 bridge pickup:DiMarzio® Super Distortion®
 control:1vol,1tone(coil-tapped),3way-switch
 hardware: Gold
 scale:635mm(radius:355mmR)

 

 

 

あー・・・疲れた。

 

結局、製作期間は2ヶ月半。費用は13万弱。

 

失敗は相変わらず数知れず・・・。

致命的なものはともかくとして、実際見て「ん?」てなるところは多々あります。そこら辺はまた後日にでも失敗集として更新でもしましょw

次はもっと頑張らなければ。

 

 

 

とりあえず、これでメイキング動画に移れる・・・。

その後、いつも通り、音出しを兼ねた演奏動画ですね。

 

今回は同時アップを狙いたいので・・・もう少しかかりそうです。が、出来れば年内には上げたいなぁ。

 

 

 

 

と、いうことでひとまずは終了です。

 

 

 

本日もこんな記事をご覧いただきまして、本当にありがとうございます。

 

 

 

 

御疲れ様でしたー。

 

 

 

 

ほなー。

 

 

 

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