ギター製作とその道具についての中身のない雑記。―手押しカンナとバンドソー―

こんにちはこんばんは。

 

もう9月ですねー。

すっかり涼しくなって・・・良い季節です。

もうちょっとしたら稲刈りが始まるかな?

 

田舎で育った僕は稲刈り後の季節が一番好きです。

 

あの独特の匂いが良いんですよね。

 

 

さて、それはともかく。

 

ネタがねぇんだ・・・。

 

 

いや、正確にはやらなきゃならないことはたくさんあるんですけどね。

 

前回木材が届きました云々を書きましたが・・・今度は逆にまさかのパーツが届かない事案発生中です。

 

 

某音家さん。発注時には在庫ありだったのに、その後いきなり取り寄せにするの、やめてくれません?

それが1個あるだけで、他の発注しているものも遅れるわけで・・・。

もちろん発注時に在庫がしっかりあるのを確認してから注文しているんだからさ。

 

こっちもリペアや製作の依頼をいただいている身なので・・・納期があるんだよ・・・。

趣味で使う分には多少の遅れは気にしないのですが、さすがにお金をいただいている立場なので。そこら辺はお願いします・・・。

 

で、仕方なく他のお店で注文。

取り急ぎ必要なのはインチ規格のポット1個だけ。

工房内のパーツの在庫をチェックしたら1個だけ足りなかったので・・・仕方ないですね。

ミリ規格は最低限確保してあるんだけど、インチ規格は自分用にはあまり使わないから枯渇気味になりがちなんですw

で、他の店で発注したわけです、もちろん在庫チェックして。

次の日。帰宅後のメールチェックにて。

「お取り寄せ中。○月○日に発送予定」の文字が。

 

・・・どーいうことだってばよ・・・。

 

 

んで。

光の速さでキャンセルメールを打って、ようやく三件目で発送が成されましたとさ。

 

あぁ納期がー納期がー。

こういう時に近所に中規模以上の楽器屋さんがあれば良いんですけどね。

 

此処みたいな場末感漂う地方都市にはそんなの無いので・・・諦めましょう。

 

 

 

そんなこんなで、いまいちリペア記事や製作記事が書けません。ぐぬぬ。

 

 

てことで、今回は工具関係の記事を書きます。

なもんで楽器、というよりどっちかっていうとDIYや木工色が強い記事になってしまいますが・・・暇つぶしにでも流し読みくださいませw

 

内容も楽器製作用の専門工具というより一般的な木工工具についてです。

 

DIYだの木工に慣れてくると、色々と電動工具が欲しくなるもので。

簡単なインパクトやドリルやジグソーをゲットした後は、グラインダーやらトリマ、リューター、ランダムサンダーなど増えてくるものですが・・・。

 

僕も欲しいものはたくさんあります。ドラムサンダー、バフマシン、自動カンナにラジアルボール盤等。

 

絶対必要か、て言われるとそんなの要らないんだけどもw

 

で、ここ数ヶ月で手に入れた工具たちもいます。

 

今回はその子たちについて書いてきましょ。

 

まずは手押しカンナ。

 

この子は自分で材の製材からする以上、どうしても必要なものです。

日立やマキタなんかだと手押しと自動が一緒になっている機械が売ってます(うん十万するけどね)

ただ、工房の規模的に一体型を置くほどのスペースはないので、それは論外としましょ。

で、それぞれ手押しと自動が売っているわけですが・・・。

 

どこぞの木工家のうp主さん曰く、自動カンナのほうが優先順位が高いそうです。が・・・他にそんなこと言ってる人は1人もいませんね。

普通に考えて手押しで基準面を出さないと意味が無いので、常識的に自動より手押しを先に導入しました。

 

順番としては手押しで基準面として2面の平面を出したのち、自動で厚みを整える、という使い方です。

 

特に楽器製作においては、手押しは指板の厚み調整やネックの製材に使えます。とてもとても使えます。

 

んで。

今回導入したのはDELTAの手押しカンナ。

もうあまり出回らない機種なので、ゲットするのに少し手間取りました。

欲を言うならSpokeShaveとか欲しかったけどね・・・置く場所ないしね・・・。

 

 

で、導入後、

刃の交換をしたり、

内部の分解清掃をしたり、

オイルケアをしたり、

集塵対策をしたり、

プッシュブロックを作ったりと

意外と時間をかけましたが・・・。

 

 

 

うん、やっぱり良いですね。

今まで電気カンナで頑張ってたけど、あっさり平面がとれます。

 

結構怖いけど・・・良いものをゲットしました。

 

ちなみに刃はこんな感じ。

 

エボニーの平面出しした後なので少し汚れてますゴメンなさい。

 

この工具は材によって回転数を変えられるので、とても便利です。

価格が価格なので多くは期待してはいけないけれど、使い方によっては必要十分な威力を発揮しますので、コスパは最高です。

 

で。

 

手押しが手に入ったので、ちょっと前にバンドソーも新調しました。

・・・というか4本目が滞っていた理由の一端ですね。こんなもん買ってるから…。

 

画像左が昔使っていたバンドソー。安物です。

 

で、画像右が新しいバンドソー。高くもないけど、そこそこします。

 

こうやって見ると結構大きさが違いますねー。

 

 

古いほうは清掃して大事にしまってあります。

使いようがないので、そのうち誰かに捨て値同然でくれてやりましょう。誰もいらないと思うけど。

オークションなどに売りに出すのも面倒だし

 

 

古いほうのRBS-10はカットするだけならそこそこ使えるのですが、挽き割りの高さが圧倒的に足りなかったので、新しくBS-10k2にしたわけですが。

 

 

この子、調整必須です。

有名な機種なので、改造されている方の記事がネット上にゴロゴロ転がっています。

ただ、価格帯からして、この挽き割り高さはやっぱりとんでもなく魅力的なんですよね。

 

そして改造されている方だけでなく、地味にいくつかの製作所さんや商会さんで専用のブレードや治具を売って下さっているので、汎用性がとんでもないのです。

 

 

調整必須、といっても構造上全てのバンドソーに調整が必要なのでまぁ問題ありません。

工具の中でもバンドソーはちょっと特殊なので、刃の交換や調整にコツがいるんですよねぇ…。便利なんだけども。

 

ドリフトしないバンドソーなど存在しないので、どうしても対策は必要になりますし。

 

刃の交換や調整も面倒ですが、そこは一台目で少しは慣れているのでなんとかなりました。

 

ちなみに刃もいくつか使い分けます。

 

今セットされているのが、挽き割り用の16mm幅。

改造すれば25mmまで…可能…なのか?

まぁ替え刃が売っているってことは可能なんでしょう。多分。

 

 

最初から付属されている刃は10mm幅。

切れ味に若干の難を抱えているのでほぼ使いません。

 

あとは曲線切り用の3mm幅。

これは主にボディやヘッドを切り出す用ですね。

 

購入時、試し切りしてみた。

…ふむ。

誰だね?バンドソーで曲線切りは出来ないとか言ったやつは。

糸ノコ盤じゃ厚材の切り出しはかなり厳しいので、むしろ厚材ならバンドソーのほうが得意分野です。材も暴れないしね。

ただ、薄い材の切り抜き目的でコッピングソーは地味に欲しいけど。

 

 

あと、ドリフト対策もしていますが、ちょっとガイドベアリングもつける予定です。

純正のガイドブロックのせいでうるさいし、切り口も汚くなるので。

 

 

 

なにはともあれ、これで挽き割りが出来るようになりました。

でもって前述の手押しも使用すると、バンドソーで切った後のナイフマークも消しつつ平面も出せるので・・・ようやくネックの製材に取りかかれそうです。

 

4本目の製作も再開したいけど、良い具合のスルーネック用ラミネート材を輸入しなきゃならんので、もう少し後かなぁ。

それよりオーダーのほうが先になるでしょう。地味に少しずつはじまっているので。

 

 

というか。今さらなんですが、製作記事の題名、どうしよう…。4本目がストップしている現状、出来た子達のナンバリングをどうしたらいいんだろう…。

zt-04抜かす…?それとも先に完成した順にする?ww

材の加工を始めた順にするか、完成した順にするか…。

 

どっちでもよくね?って思われそうですが、うpする時の動画のタイトルにも影響するし、ギターヘッド裏の印字にも影響するから、実は結構大きな意味があるんですよねwどーすっぺww

 

 

今まではちゃんとポンポンポンッと1本目TSS、2本目カラス、3本目深紅ときていたから良かったものの…今後同時進行とか増えてきそうなので、ここらでしっかり決めておきます。…せめて次が出来るまでには。

 

 

 

さて。

 

では、今回は楽器についての肝心の作業内容が一切ない記事でしたが…次は頑張ります、それで許して下さいw

 

 

 

 

 

 

てことで、本日もお疲れさまでした。

 

 

 

 

ほなー。

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