ピックアップ製作についての雑記①・・・ちょっと小難しい話?

こんにちはこんばんは。

 

四月に入ってからこっち、全く更新できませんでしたねー。

 

やはり新年度になると何かと忙しくて困ります。

 

さてさて、それはともかく。

ようやく暇になりました。

 

いや、本当はやらなきゃならんことはたくさんあるのですが。

製図や製作の勉強も、音作りや曲作りなども・・・やらなきゃならんことはたくさんあるんですけどねぇ・・・。

 

ちなみにですが・・・ようやく材料集めに入りました。すでにいくつかのピースは発注済みです。

が・・・今回もケチって船便なんてものを使ってしまったために到着はまだまだ先です。来月中に届けばいいかなぁ・・・無理かなぁ、くらいの気持ちなのでのんびり待ちましょう。他の材はまだ発注もしていないですしね。

それまでの間に出来ることは色々準備しておかなければならないのですが。

 

それにしても、今回使ったお店はやけに心配性です。

発注後、メールで「船便時間かかるけど、大丈夫?・・・待てる?遅くなってもクレーム言わないでおくれよ?(;゚д゚)・・・とりあえず大丈夫か確認とれたら発送手続きすんね?(´・ω・`)」て来ました。

つまりは返事でOKもらわねぇと送らない、ということか・・・てことで速攻で返信して送ってもらいました。

アレかな・・・過去にそれで文句でも言われたのかな・・・可哀想に。

今頃きっと大西洋上を、どんぶらこっと運ばれていることでしょう。トランジットで失くなったりしたら泣く自信があるんだけども。

 

 

 

まぁ、それはそれとして。

その間にチマチマと準備はしております。まだ完全に構想は固まってないんだけど。

特に塗装ですね・・・方向性としてどういう調色でいくかはすでに決まっていますが・・・細かいところとか、どうすっかなぁ・・・。

次はもう4本目だし、中途半端なフィニッシュには出来ませんね。思えば1本目から地味に難しい色の組み合わせで作っているので、そろそろ固めていかないと。

デザインのセンスが壊滅的なのはもうみんな周知の事実なので諦めましたが・・・w嬉しいことに塗装の調色などについては結構好感触でいてもらえているので、手は抜けません。

深紅さん(3本目)に至っては、塗装が「エロい」というコメントが多々目につきますが・・・なんでだろう・・・まぁ僕自身がエロいのは事実なので否定できないところなんですけども。

 

 

で、色々と前置きが長くなってしまいましたが・・・今回は最近手をつけ始めた新たな方面のメモ的な・・・雑記的なものを覚え書きしていこうと思います。

 

ただねー・・・言われるんですよ。

「何言ってんのか分からない」と。製作になるとどうしても専門用語のオンパレードで、加工の仕方も難易度も上がるにつれて、一般のプレイヤーさんではついてこれなくなってしまうので・・・あまり小難しいことは言わないでおこうと思うんですが・・・。

 

もうね、ムリっす。

コレどーやって分かりやすく説明すりゃいいのか、わからんのだ。

 

 

てことで以下、長々と世迷言を垂れ流していきます。

 

まずはこの画像をどーぞ。

 

少し前に輸入したモノです。

 

もう何か分かるね?

いや、コレで分かって下さいお願いします!!

 

ちょっと前に計画だけ持ち上がっていた例のアレです。

 

コイルワインダーのほうは地味に準備できつつあります。

 

まだ固定のほうをどうするか決まってないのですが・・・。

とりあえず、上の画像のマニュアル(シングルコイル用5ページ、ハム用3ページ)の英文は読みました。家では読む気がしないくせに、仕事中だとこういう面倒くさいものもサクサク読めるので良いですね!仕事するならコレを読んでたほうが100倍楽しいという、いい例です←最低

いや、ちげぇんだ!あんまりにも暇だったもんでついw午前中眠過ぎて、こんなもんでも読んでないと落ちてしまいそうでさ、ハハッ。

もちろん普段はちゃんとしてますよ?ちゃんと全力で仕事するフリしてるから!!

 

 

・・・まぁええ、見苦しい言い訳はこの辺にして・・・。

で、こういうのを読みつつ、ネットや動画で勉強しつつ浮上した疑問点がいくつかありまして。

例えば、

・シングルには、よくバルカナイズドファイバーが使われるのに、なぜハムとかのボビンはプラ(樹脂)なのか。

コスパと言ってしまえばそれまでだけど・・・それだけ?

 

・ビンテージスタイルのシングルコイルのポールピースが不揃いな山(=スタガード)になっている一方で、ポールピースがフラットタイプのものもあるけれど、その構造上の違いは?

昔の「3弦が巻き弦時代の名残」なんてのは知ってます。というか製作する以前に、自分でメンテする人なら常識です。が、ポールピース自体が磁力を持っているシングルの場合、フラットタイプでは、ポールピースの長さは同じなのか??つまりは製作する場合、どちらで作れば良いのか。その構造と違い、理屈を知らないと、選択できないし、応用もききません。思考停止でコレ作っときゃいい、みたいなのを僕は絶対認められないだろうから。

 

・ハムバッカーにコイルワイヤーを巻くときの巻く方向について。今まで、巻く方向を逆に(リバース)してハムキャンセルしていると思っていたけれど、どうにも上のマニュアルを読んでいるとアジャスタブルポールピースのほうも、ノンアジャスタブルのほうも同じ方向で巻けと書いてあるけど・・・んん?

 

 

 

という具合にいくつか疑問が出てきました。

 

では、個人的に調べてみたので以下雑記します。

 

・まず3つ目の問題。コレは多分、底面の(というか2つのシングルの間に挟む)磁石でしっかり極性が逆になるので、巻き方に関してはわざわざリバースワウンドにしてハムノイズのキャンセルを行わなくても良い・・・ということかな?と結論づけましたが・・・どうでしょうね、実際に作ってみないとまだなんとも言えません。それでフェイズアウトしなければ、とりあえずは良しとしましょう。ただ多分、単純なシングルを2つ並べるだけだとそうはいかないので、注意しなくてはいけないのかな・・・そういうときにはRW/RPにしなければならないのでしょう。

 

・次に1つ目について。シングルで使われるバルカナイズドファイバーですが・・・強度と耐水、耐熱、耐衝撃性、なによりその絶縁特性が長所に挙げられる天然パルプ由来のエコな材・・・というのは前提として・・・それでも問題もあるようです。特にワインディングするにあたって変形する恐れもある、とのこと。

ついでに、次の疑問とも関係しますが、基本的にハムは片側にアジャスタブルポールピースを使われるものが多いので、フラットワークに直付けして、そこに直接ワイヤーを巻くシングルと違って、ポールピースを動かした際にネジで切れないよう、樹脂で巻く部分を囲ったプラを使うことが多いのでしょう。なので、もちろんバルカナイズドファイバーで作っても問題はない模様・・・代わりに弦毎の高さ調節がキツくなりますが・・・。

これは実際にプラとバルカンファイバー、その他を作って音を聞き比べてみないとまだなんとも言えないので・・・要検証ですね。

 

・最後に、シングル用のポールピースについて。すっかり忘れていましたが、そもそもフェンダーの指板アールはキツかった、ということがありましたね。それもあってよりスタガードに適していた、というのもあるし、後はビンテージの音が欲しい方用とか、色々と背景がみえてきました。

で、実際フラットタイプはどうなん?てことですが・・・。まず、フラットタイプにも2種類あります。手持ちのギターのフラットタイプのピックアップを見比べてみました。

1つ目はピックアップ底面にバー・マグネットがついているタイプ。安いモデルのピックアップに使われている仕様ですね。まぁ、下のマグネットで極性を持たせているのでしょう・・・が、論外ですのでこっちは置いておきます。

問題は2つ目のポールピース自体に磁力を持たせたフラットタイプ。ダンカンやらディマジオも普通に作っていますね。

これは、そもそも最近のギターは指板Rが昔よりフラット気味のものが増えてきたことにも関係があるのでしょう。まして3弦も普通のプレーン弦です。だったらわざわざビンテージの音が欲しいというわけでもないなら、音量バランス的にも扱いやすいフラットタイプで良くね?ってのが最近の流れのよう。ビンテージ志向の方にはぶっ飛ばされそうですが・・・別に興味ねぇしな。逆にメタル系にも興味ないんだけどさ。

一応そんなことは言ってますが、完全なフラット・・・というよりは、ほんの僅かに山を作るタイプもあるようです(ポールピースの長さの違いは少しで、底面を浮かせることで微調整している模様)どこのメーカーのピックアップだったか忘れたけど。目指すところとしては、そこか・・・。究極的には作るギターの指板Rやら何やらを考えて、最適解を変えて作れるようにならなければいけませんね。メーカーにはない、ワンオフ製作、フルスクラッチの最強の利点です。・・・まぁその領域に至れるまで何百、何千の試行錯誤を繰り返さなきゃならんのか分からんが。

 

とりあえず大きな疑問はこんなところ。

他にも色々あるんですけどね。

ワックスポッティングとラッカーポッティングの音の違い

またワックスでもパラフィンに混ぜるワックスの種類による変化(マイクロや蜜蝋など)

マグネットはアルニコは当然として、フェライトとの違い(もちろん経年の変化も込みで)

他にもフラットワークを木材で作る方もいるので、実際どんな感じなのか。

・・・など。

 

 

まぁそこら辺はワイヤーの巻き数や種類同様、いろいろ実際試してみないと何とも言えないので、今後の課題です。

 

 

・・・・・・うん、忘れないために上にダラダラと雑記を並べ立てたけど・・・。

 

意味不明です。

 

こんなん「何言っているか分かんない」と言われても仕方ないと思う。てかこれを分かりやすく説明とか絶対ムリだろ・・・。

 

 

基礎知識として知っておかなきゃならないことが多過ぎる・・・。専門用語のオンパレードですし。てかeyeletsとか、どう訳せばいいの?ただの穴じゃなくて、ハンダ用の丸い金具とでも言えば良いんか?

 

 

動画作っても置いてきぼり食らう人が多過ぎてダメだと思うんだが・・・。

 

 

 

まぁ・・・いいや、とりあえずメモ書きは出来た。またなんかあったら書き足しておきましょ。

 

 

 

 

 

なんか今日は頭が痛くなる内容で申し訳ありませんでしたw

 

 

個人的には木工ゴリゴリやってたり、塗装で試行錯誤をしているほうが好きなんですが・・・そうも言ってられないしね。

 

 

製作ガチ勢を名乗るなら、この程度出来なきゃ話になるまい?

 

加工済みの材を組んで喜んでるような次元ではいられないのです。

 

遊びならそれで良いのかもしれませんが、きっと僕はそれに納得できないから。

 

満足なんてずっと出来ないだろうけど、ただただ「理想」を作りたいんです。

 

ムリだって分かってるのに、愚かにも。

 

そんな愚か者の足掻きをまた見たいと、応援してると言ってくれる方が多少なりともいてくださるので・・・このまま作り続けます。

 

 

 

本日もこんな記事をご覧いただき、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

ではでは。

 

 

 

お疲れさまでした!!

 

 

 

 

ほなー。

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