こんにちはこんばんは。
冒頭からいきなりですが・・・全然更新できていませんでしたゴメンなさい!
がんばろう、本業とか含め、諸々なぜか怒涛の日々だけど頑張ろう。時間がないんや・・・。
てことで(?)今回は製作記事です。
これも中々にマズイ状況です。
ようやくひと段落はしたけれど、すでに納期おしてるから・・・焦っちゃいけないのですが・・・しっかりやっていきましょう。
ちなみに製作記事は一ヶ月ぶり・・・どんだけ更新出来てなかったのやら・・・。
言い訳じゃないのですが、更新自体は出来たんだけれどね・・・?今回で木工を終えたかったので、この時期まで延び延びになってしまった、というわけです(言い訳)まぁ、まだ完全に木工が終わったわけでもないんですが(小声)
さ、今回は過去最長の記事になる予感がひしひしとしておりますので、とっとと本題に入っていきましょ。
ほい。
前回さりげなくスルーしていたペグ穴あけです。
とても大事な工程ですね。
特にトップ側とバック側で穴径が違うので慎重に行います。
てことで完了(アッサリ)
別に今さらなんと言うこともないところです。
ちゃっちゃか終わらせました。
ただねー・・・この画像、日付みたら12/22て書いてあって・・・いったいいつの話だよ・・・。
で、ヘッドはまだ作業があります。
ヘッド厚を落としています。
今回もセーフティプレーナーさんが大活躍。
むしろコレがないと僕はもう絶対やりたくないです。
すごく便利なんだけど、相当木屑が飛ぶので集塵対策はしたほうが良いですね。まぁそれでもトリマーとか手押しカンナレベルに木屑が舞うわけじゃないので、それほどじゃないのですが・・・なんにしても集塵はやったほうが良いです。
あと・・・このアタッチメント、便利は便利なんですが、結構危ないので、指が持ってかれないように注意しなくてはいけません。小物の厚み落とす時とか結構ヒヤヒヤするんですよねぇ・・・。極力少しずつ落とすようにしましょ・・・ま、そんなのプレナー系全部に言えることですが。
で、その後簡単にボリュートも作成してるんですが・・・画像がない・・・のであとから完了後のものをご覧くださいなw
で、次々・・・っと。
あと残っている作業・・・小物作りです。
ロッドカバーはすでに作ってあるので、あとはエスカッション、バックパネル類です。
まずはエスカッションから。
材料です。
基本的に現物寸法で作るので・・・オーナーさんからご指定のあったピックアップ。今回はダンカンのTB-6(リア)です。
ブリッジがフロイドローズですので・・・弦間ピッチの問題でトレムバッカーを選択しております。
あとはトップ材をカットしたあとの端材・・・キルテッドメイプルですね。
んで・・・罫書きをしていきます。
全ての作業に言えることですが・・・直接木部に罫書いていきます。
で、外形をラフカット後・・・
真ん中をある程度ザグリます。
今回はトリマーさんを使用。
最終成型は後からにするので、ここでのザグリはフリーハンドです。
・・・フリーハンドの癖にそこそこの形になってはいます。
まぁ・・・今さらフリーハンドが上達しようが、基本テンプレート使ってならい加工をするのであんま意味はないんですが・・・テンプレートにばっか頼ってても上達は出来ないのでコレはこれであり・・・かな。
で、ある程度ザグリを済ませたら(※ちなみにあえてザグリは貫通させていません)
ここが腕の見せ所。
バンドソーで挽き割りしていきます。
このくらいの小物だったらわりかしアッサリですね。
結果。
3枚+残骸が取れました。
1枚3~5mmくらいかな・・・。
バンドソーのアサリ幅を考えると、20mm以下のトップ材から3枚取れりゃ十分でしょう。
前述のザグリを貫通させてたら4枚取れたかもしれんけど、その分挽き割りするときに強度が落ちるのであえて貫通させていなかったわけです。
実際使うのは2枚だけなので・・・1枚は失敗したとき用にとっておきます。
あとは厚みを整えて最終成型ですが・・・それは後回し。
先に平行して作っているバックパネル類をみていきましょ。
こっちの材はバック材と同じホワイトアッシュです。
カットするだけだから簡単・・・と思いきや。
うん・・・この材・・・バック材と同じ部材を割り加工してもらったやつですが・・・例によって例のごとく・・・とんでもなく反ってたので・・・その修正が大変でした・・・。これのせいで結構時間食われましたね。
普通の塩ビ材を再発注するって手もありましたが・・・その分余計に材料費が発生してしまうので・・・割り加工賃も払ったことを考えると納得いかんのでチマチマ修正しました。
しかもスプリングキャビティのほうが結果薄くなりすぎたので、再度作り直したりしたので・・・余計時間もかかってます・・・。
で、小物作りも何とか終えて・・・
ほい。
地味にエスカッションの最終成型も完了しています。
単純に画像をとるほどの作業でもなかっただけなんだけど・・・w
で、
さらに平行して配線穴あけもしつつ(雑w)
ネックの接着。
あぁ、ロッドに関してですが、今回もいつも通りマーチン方式の仕込み方法です。
僕が毎度使うダブルアクションのロッドはフタが必要だったり、たわませて仕込むタイプのものではないので。
コレに関してはよく勘違いしてる方がいますので・・・あえて言っておきました。
こういっちゃアレですが・・・フタをするほうが楽なんですよ。キッチリ溝に嵌るフタなんか簡単に作れるし、あとは接着後はみ出たところを払うだけだし。ただ、その分ロッド溝が深くなる=ネックが太くなるので、トリマーで指板接着面とキッチリ、ツライチで溝が掘れるなら、フタはいらない。
現にマーチンとかはそうしてますよね。精度が試されますが・・・このくらいなら今さらなので・・・。
で、次っと。
指板の仕上げに入ります。
フレッティングです。
カット後、バインディングにのる部分のタングをカットしてバリ取りまでしてあります。
ただ、今回発注したワイヤー・・・24フレット分に全然足りなかったんだよなぁ・・・急いで追加発注しましたが・・・なんでだろ・・・。カットだってそこまで遊び残したつもりはないんだけどなぁ・・・。
おっと、で、フレットを打つ前に忘れていた。
サイドポジションです。
毎度ギリギリまで忘却の彼方に消える作業。
1.5mm径で穴をあけて・・・
サイドポジション材をいれていきます。
まぁこれもなんと言うこともない作業ですな。
インレイに比べたら百倍楽です。
で、あとはいつも通り、専用の工具でフレットを打ってしまいます。
ただ、今回はインレイ部分にもスタッドが干渉する関係で、少し入りずらいところもあったので、そういうところは相変わらずハンマーで入れていきました。
そんで全部打ってしまったら、エッジ部分が危ないのではみ出したところをカット後レベラーで真っ直ぐにして・・・画像のような専用の治具でべべリングします。
背景の作業机がとんでもなく汚いけれど・・・当時の忙しさから察してください・・・。
とりま、これでべべリングは完了です。
すり合わせは指板接着後でも良いのかもしれませんが・・・組み込みで一気にやりたいので後回しにします。
あ、あと。
今回もロックナットなので・・・それがのる部分もギリギリまで落とし込みをしていますが・・・これでもまだ弦高高いかもなぁ・・・。
これ以上は組み込み時に微調整するしかないかな・・・。
普通のボーンナットとかタスクと違って、ロックナットだと成型とかで弦高の調整が出来ないので・・・この辺がちっと難しいんですよね・・・。
製作時にかなり神経質になります。弦高とかはプレイヤアビリティ=弾きやすさに直結するのでなお更ですね。
本当に手間のかかる子や・・・。
そんなことを言いつつ・・・
指板接着中・・・。
で、完全に接着できたら・・・あとは指板幅とネック幅をサンディングして・・・
(ほぼ)木工完了―。
まぁ正確にはブリッジスタッドあけてないからそれだけ残ってるんですが・・・
いやぁ、リセスの寸法シビアに作り過ぎたから、1mmくらい拡げてから穴あけようかなぁ、とか思っててw
急いでやります!ほんとゴメンなさい!!
でも、ま、今回は前回よりキレイに仕上がってます(当たり前)
苦労した甲斐あって、アバロンがキレイですねぇ・・・。
アーチもより立体的で綺麗です。
もはやPRSタイプか?って聞かれると困るんですけどねww
ちなみに後ろはこんな感じ。
ボリュートも控えめですが、ちゃっかり出来ております。
耳まで含めると11ピースになるんだけれど・・・(普通は耳は含めないので)9ピースネック。涙ぐましい努力と試行錯誤の末に生まれた僕だけのネック構成です。どんな音になるのかは知らんw
ま、とりあえずこんな感じで木工も(スタッド穴除き)完了したので・・・
あとは小傷消しつつ、塗装前の下地処理からの本塗装ですね・・・頑張ろう。
←ひと段落してマッタリしているところ(深夜1時)
時間がいくらあっても足りない現状ですが・・・いくつか塗装関係のお仕事も納期待ったなしの状態ですので、早く進めなければ。
すっかりお待たせしてしまっている皆々様、大変申し訳ございません!
なるべく早く仕上げます!
では、明日も本業ですので、とっとと寝ます。
本日もありがとうございました。
ほなー。