製作4本目にむけて②―製図とか―

こんにちはこんばんは。

 

やっと土日が終わりました・・・しっかり休もう・・・。

まぁ僕の場合、休む=ぼっちで趣味に没頭する、なんですが。

 

そういえば、何の気なしにネットの海をさ迷っていたのですが、最近県内でギターの個人工房が開かれたようです。

わー、嬉しいなぁ。ただし、山を越えた先の市なので、微妙に遠いのですが。

できれば山に囲まれたこの辺境の地にも大きな楽器屋さんが出来たら良いのに。

外界から遮断された衰退の一途を辿る田舎の町でいつも思う。

ぶっちゃけ材料だろうがなんだろうが県外はもとより国外に発注しているのであんま関係ないんだけども。

楽器屋とか行っても見る以外でまず買わない、てか買うものもないので・・・。

 

 

さて、そんなことはさておき。

本題に入る前に見ていただきたいものがあるのさ。

見ただけで分かるでしょうけれど(本当に?)

パーフリングです。あ、アバロン貝のです。

 

次の子に使おうと思って大量に仕入れたはいいのですが・・・うーん。

 

上のバラバラの棒のやつが各20mm長の本物の貝のパーフリング。一個80円也。あ、巾や厚は1.5mmです。

 

 

これをいわずと知れた大和マークさんから購入したのはいいんですけどね・・・90ヶセットでギター1本分。っていうから買ったけどさ、ソレって明らかに足りませんよね?w

正確にはボディ一周分と言いたまえよ。で、前回からそうですが、僕はネックもヘッドも含めて全てにアバロンパーフを巻きたい子なので、追加で買おうと思うわけですが・・・1ヶ80円ってコスパ的にどうよ。。。

あ、一応言っておきますが、海外から輸入しても多少安くなる程度ですので、根本的なコスパはあまりよくありません。単品でたくさん買うと大和マークさんおまけしてくれるしね。多謝!

 

ネックだけであと1060mm以上、ヘッドも含めるともっともっと必要になる・・・。余裕をもって仕入れると1500mmは欲しい・・・。つまりあと75ヶも必要になる、と・・・。結構痛いなー・・・。

4本目は絶対に材料費10万超えさせない、と決めているので、悩みどころなんですよねー・・・。

もちろん本物のパーフはやっぱり綺麗なんですが。

 

そして画像下のヒモ状のものが前回3作目で使用したアバロンパーフ。1300mmくらいで500円だからコスパは本物より遥かに良い・・・。

 

悩みますなぁ・・・。

まぁどんだけコスパが良くても、ボディを本物で巻くならネックもそうしないと納得できないだろうから、本物のほうを選ぶのでしょうけれども・・・うぅ。

あとこのパーフリングでちょっと作りたいものが出来たので・・・色々試したいこともあるし、仕方ないと割り切りましょう。

 

 

で、だ。

 

 

ようやく本題です。

 

 

製図が出来ました。

 

 

 

 

見えるかな・・・きっと見えないでしょうね。

 

 

 

心の目で見てください。

 

 

見るんじゃない、感じるんだ・・・。

 

いえね、ブログ用に線を太くしていないので・・・(ぶっちゃけ面倒くさかった)

 

 

実寸で描いているのでこんな薄くなるわけです。むしろ実寸で描いてて太かったら精度的に色々とマズイので。

で、不特定多数(実態は不特定少数)の方が見るサイトのブログにこんな分かりにくい画像を使う工房主も性格的に色々とマズイのですが。

 

コレを印刷して貼り合わせ、木材に罫書いて実際に切ったり削ったり磨いたりくっつけたりするわけです。

寸法も入れたかったんだけど、使っているソフトがイマイチ素直じゃないので、そのうち入れます。・・・どーやって入れるんだろうね(´・ω・)

 

前回のPRSの製図を自分でまず描いたものをベースに、今回新しく描いていきました。

 

・・・普通のストラトタイプです。

断じてオリジナルシェイプじゃありません。ちょっとカッタウェイ付近を弄ってるだけです。

まぁスルーネックなのでね、デタッチャブルのようなネックポケットの構造がいらないので、その分ハイフレットを弾きやすく・・・と考えてこの形になりました。

絶対にオリジナルシェイプじゃありません(しつこい)

オリジナルとか・・・そんな恥ずかしいマネ出来るわけない。それが許されるのは1流メーカーの試行錯誤を重ねた結果生まれるものだけです。

スクールの子達の作品じゃあるまいし・・・そんな恥ずかしいこと出来ません。現行の各メーカーのモデルのボディシェイプは本当に良く考えられているものばかりなんだから・・・そんな身の程知らずなこと出来るわきゃない。

なので、ちょっとカッタウェイを弄っただけです。ホラ、よく見るとただのディンキーにしか見えないはずさ。

 

 

まぁボディ形状なんて目安程度で、さほど大事なところじゃないので・・・。気に入らなかったらまた変えます。

単純にネックの仕込み角(今回は設定していませんが)やらヘッド角、ザグリやブリッジ位置とかの情報が製図で出来てれば良いので・・・こんなもんでしょう。

 

 

製図もやってみると面白いです。

なんのノウハウもない素人ですが・・・やってみるとやっぱり楽しい。

気がついたら朝、なんてこともありました。

凝り性の本領発揮です。

動画作りにせよ、製図にせよ・・・気がついたらPC前で10時間20時間作り続けることもザラなので・・・。

木工も集中力のいる作業はともかく、単純な削り作業も挟みつつ、午前中に作り始めたのに、いつの間にか次の日の朝とか・・・誰にだってあることですよね(ねーよ)

 

 

製図もやっていると、あぁ本当に1から作ってんなぁ感もありますしw

 

 

 

あぁそういえば。

 

まだ先の話ですが・・・ちょっと作る必要が出てきたので、別の製図作業もしていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

※こっちはファイルのレイヤーが少ないから一応濃くしてみました。実寸だと本当はもっと薄いです。

 

昨日、寝る前1時間とかけず作ったものなので・・・もう少し色々調整しないとダメなんですが。

Zemaitisのヘッドストックです。

 

そもそも良く考えたらロゴとかの装飾まで描く必要ないよな・・・何やってんだろう・・・

って途中で気づいたので中途半端に装飾まで描いてあります。

あのメーカーさん、モデルによってヘッドロゴのプレートの装飾も全く違うので、なお更やる必要はなかったように思う。

画像が荒過ぎて潰れていたりしたので、詳細にトレース出来なかったし。

だいたい、木工というよりヘッドに張ってある金属プレートにエングレービングする技量もまだないのだから無駄なことはやめるべきですね。

 

ええ、・・・「まだ」それをやる技量はないので。

 

1時間かからなくなった・・・というのも単純にベジェ曲線さんと遊ぶのが楽しかったからです。ついつい遅くまで遊んじゃった(テヘッ

今日の仕事中は顔が死んでいたと思うけれど。

 

まぁそれはともかく・・・これを使うのはもう少し先のお話。

ヘッドストックなんていくらあっても困らないので、そのうちもっと増やしていきたいですね。

 

 

 

ということで。

とりあえず製図も完了したので、ようやく加工に入っていけそうです。

 

まずはブックマッチからですね・・・。頑張ろう。

そういやこの前DHLで発注した小物類は東京に留まったまま・・・早く来ないかなぁ。

 

 

 

それでは本日も長々と書いてしまいましたが、お付き合いいただきありがとうございました。

 

 

 

お疲れさまでしたー。

 

 

 

 

ほなー。

製作4本目にむけて②―製図とか―」への2件のフィードバック

  1. 郡山の佐藤さんの工房ですな。よく知っています。
    須賀川のぷかぷかという店でよく一緒になりますよ。
    ジャンクに近いアコギを前にしてあーだこーだとリペア談義をしております。

    1. コメントありがとうございます。あ、お知り合いだったんですね!
      中通りのほうは自作やリペア人口が多そうで羨ましいですw

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