こんにちはこんばんは。
少し間が空いてしまい申し訳ありませんでした。
ちっと仕事で死んでいたり、諸々追加発注したりしていたので前回からあんまり進んでいないんですよねぇ。
んじゃまぁ、全く進んでいない指板製作のほうにちょっぴり触れておきます。
うーん、全然進んでいませんねぇww
指板R出しとフレット溝切り、指板幅を整えただけです。
この後トラウマになりつつあるパーフリング溝とバインディング処理が残っているので、本番はここからですね。
仕事から帰宅後は電動工具があまり使えないので、休みにならないと出来ないのもあって出来ていないのです。
早くやらんとなぁ・・・。
あ、ちなみに指板Rは14インチです。
比較的大きめのRですが、400mmを超えない限りあまり大きめだと感じない僕は、すっかりIbanezに調教されていると思う。昔はあんなに弾きにくかったのにね。
14インチにしたって今回使用するFRTにアールを合わせているだけですし、前回のカラスさん(製作2作目)も結局14Rなので一番自分に合っているのでしょう。1作目は12Rだったけど。
あと、肝心の個人的な新素材であるRockliteですが・・・硬いには硬いのですが、そこまで加工のしずらさは感じないですね・・・。
工具などがある程度前回より充実していたり、ちょっとは慣れてきたからなのかもしれませんが。
ただ・・・フレット溝は若干切りにくさを感じたのでやはりエボニー寄りなのかな・・・。このあとトリマーでパーフリング溝も掘らなきゃならんので、その時にもっと分かるかと(やりたくねぇけど)
やっぱりいつも使っている工具を使うと、材によって加工性が全然違うことが分かりますので。コリーナとかはかなり加工しやすいですし。
硬いなら硬いで大変ですが、柔らかいとそれだけ油断ならなくなるので一概にどっちがどうとかは言えないのですが。
ただ、今回一番苦戦しているのがメイプルです。いや、メイプルなんぞ加工しなれているけれど、やはり杢入りの材の加工は厄介です。特にアーチトップですし。
てことで、全く進んでいない指板は置いておいて、ボディのほうを見ていきましょ。
前回トリマービットが折れて終わったのですが・・・ちゃっかり修正しました。
折れかけた心も一晩か二晩おけば元通り。多少の事故で諦められるなら3本も作ってないんだってばよ!
じゃなかったら1本目の時のたくさんの失敗で懲りて、作るのなんかやめていたでしょうから。
諦めの悪さ、負けず嫌い、折れない心・・・これが一番大事だと思うんだ。←そもそも失敗するな。
で、まず忌々しいチップ跡や奇妙な段差を消す作業の前に・・・簡単にアーチを作ってしまいます。
まだ本格的にアーチを作るわけじゃないので、あくまで簡単に。
コンターやネックシェイプを作るときと同様、鋸で切り込みを入れ、ノミでエッジを落とした後、ちょっとずつ端っこを作っています。
当然、このやり方は邪道です。単純にエッジが邪魔だったので落としただけ。
この時点ではアーチの製作に入っていません。むしろ余計な手順を踏んでいるだけともいえる。
とか言いつつ、そこそこのシェイプにはなっています。
どちらかといえばPRS SEのベベルドトップに近いのかな・・・よく知らんけど。
まぁなんにせよ格好良くないです。
あぁ、全然カッコよくねぇ!
こんなんじゃまだまだダメだ!!SEなんぞと一緒にされたらたまらん。
これはアーチドトップなんかじゃない!と思うことにして加工を続けます。
とりあえずアーチに似たダッセェシェイプが出来たので、パーフリングを巻いていきます。
↑前回パーフリングとバインディングを諦めようかと言いつつ、巻き始めるとか・・・諦めの悪い男です。
接着中・・・。
マスキングが包帯のようにしか見えない・・・。
そーいや最近二次元でも包帯少女を見ないなー、とか考えます。
僕の中で包帯少女のイメージは完全に某綾波さんなんですが・・・古いか。そして誰も聞いてないか、そうか、わかったよ(´・ω・`)
このアバロンのパーフリングを巻いた状態ですが・・・下の画像をご覧ください。
はい、これが奇妙な段差。
これをどーすっかなぁ・・・と考えた。
で、思った。じゃあこの段差を消してしまえばヨロシ。
削った後はそのぶんを少し厚めのバインディングで巻けばヨロシ。
今回発注したバインディング材は1mm厚でしたが・・・うちの在庫には昔発注した1.5mmのバインディングもある。完全に存在を忘れて死蔵していたものだが問題なかろ?
ということで、ひたすら段差を削る・・・。削る・・・。ヤスリだけじゃダメなのでノミも使いつつ削る・・・削る・・・。辛かった・・・。
画像はないです。ゴメンなさい。辛過ぎて途中のことは何も覚えていないんだ・・・。
で、削って段差を消したら、いよいよバインディングを巻く・・・巻く・・・。
接着中・・・。
ふむ・・・。厚もドンピシャ。完璧だ!
そもそもミスしなければこんな面倒なことにならなかったんですけどね、ええ、分かっております、分かってはいるんだよ。
・・・次はちゃんとバインディングとパーフリング溝加工用の工具買おう。
ていうか、パーフリングとバインディングを巻いた時点で、PRSからは少し離れてしまいましたね。
まぁ今回は最初からカスタムバインディングをする、と決めていたので仕方ない。おかげさまで難易度が地味に上がったが・・・次は負けない!
で、このバインディングを巻いたあたりで、昔ギターワークスさんで購入したバインディング用の接着剤を切らしました。
そのあとマスキングを外したらカッタウェイ付近の接着が甘かったのか、少し剥がれてしまったので・・・急いで追加発注。
ただ、次に買ったのはただのアセトンです。アマゾンにて1リットルで¥1,000・・・経済的。
というか、メーカーの工場でもわざわざバインディング用の接着剤なんか使ってないようですし。
実はバインディング用の接着剤・・・粘度が高過ぎて使いづらいんですよね。特に3プライのパーフリングを作るときとか。バインディングを張るだけなら、なんとか使えるかな?という程度です。
だったら普通のアセトンで十分くっつきますし・・・なんならそれに接着剤を自分で混合したものを使ったほうが良い。結局は溶かしてくっつけるので、理屈さえ分かっていれば十分使えます。
なんにせよ、こんな風に途中で接着剤切らしたり、サンドペーパーや両面テープ切らしたりしてたりしたのもあってイマイチ進んでいなかったわけなんですが。あとチマチマ事故の修正をしていたり、ね・・・←これが一番精神的にキツかった。
ザグリまでは驚くほどのペースでいったのにも関わらず未だ木工さえ終わらないのは、こういう諸々があったせい。・・・早く終わらせたい・・・。
とにかくバインディング処理が終わったので・・・いよいよ本格的にアーチを作り始めます。今までのは前座。むしろ何もなかったんや。
てことで、現状の画像。本日最後の画像でございます。
どうしよう・・・数日アーチを作っているのにまだ終わらないんだけど!
ノミ数種や四方反りカンナ(改)、細かいところは彫刻刀も使っていますが・・・まだ終わりが見えてこないw
「くびれ」付近から上、カッタウェイまでの一番辛いところは終わりが見えてきたけれど・・・まだ少し残っています。
あとはケツの部分が全然終わっていません。こっちはカンナが使えるのでまだマシですが・・・。
作っていて思った・・・。あぁ、これは手作業じゃなきゃできないなぁって。
レスポールなんかだとトリマーを使って段差を作ってからアーチを作る方法があるようですが・・・このシェイプじゃ無理ですね。
場所によって全然アーチの形状も角度も違うので、不可能です。
くびれ付近なんかは、虎の子の四方反りでさえアールが急過ぎて使い物にならなかったので、全部ノミとヤスリで作っています。・・・手が腱鞘炎になるかと思った。
作っていても、本当に大胆で美しいアーチだなぁ、と思います。
流線型で人間的な、意志のあるアーチ。←決して、自画自賛しているわけじゃないです。このアーチを考えたことがすごいなぁって意味ですよ?
PRSのシェイプ・・・というかアーチ・・・すごいわw
ま、色々勇気がいりますけどね。
「こんなに深く掘って大丈夫かなぁ」とか、「ここはまだまだだから、もっと攻めなければ!」とか。
まだまだ終わっていない・・・というかケツの部分が面倒なのでとっととやらなけりゃならんのですが・・・上ばかり攻めていたので、今度は下も攻めなければ。
下も攻める・・・?おう、今度はケツを開発してやるんだぜ!ぐへへ←黙れ。
早くやらなきゃなぁ・・・。ここと同時進行で指板やら裏ブタ等も作っていますが・・・ほとんど進んでいません。
指板とヘッドのパーフリング溝が怖くて掘れない・・・はい、すみません、頑張ります。
裏ブタにいたっては初めての製作なので・・・いや、ぶっちゃけつまんなすぎて全く進まない・・・はい、頑張ります。
ネックシェイプもかなり出来上がってきています。
あとはヘッド厚とボリュートかな。
まだまだ作業工程が残っていますねぇ・・・急いではいないのですが・・・早く塗装に入りたい。
とにかく、肝心のアーチが見えてきたので、あとはパーフリングが最大の壁か・・・頑張ります。
ということで、イマイチ進んでおりませんが、今日はこの辺で。
お疲れ様でしたー。
ほな。