トップ材が届きました。

 

こんにちはこんばんは。

 

 

ここ数日、円高から一転してジリジリと円安に向かってますね。

前回輸入した時からもう4円も上がっておる・・・。

きっと「たかが4円・・・」と思われるかもしれませんが、そうも言ってられません。

 

6月末からこっち、個人輸入した額はStewmacさんとLMIさんで合計370ドル以上。

これに4円を単純にかけると約1500円。

 

ナット材と弦1セットは購入できます。うん、バカにできない。

・・・円高のうちに輸入しておいて良かったw

 

 

 

それはさておき。

 

よーやく来ました。発注していたトップ材。

上でも言ったLMIさんから購入したものです。

品物+送料で270ドル・・・ああ胃が痛い。

 

今回は一番安かったFedEXを使い、材がどーいうルートを辿るのかトラッキングしていたのですが・・・謎だ・・・。

ウィンザー→ペタルーマ→オークランド→アンカレッジ→成田→東京→郡山→自宅。となったわけだけど・・・。

なぜカリフォルニアからアラスカにトランジットしたの??ww

ワケ分からんが、まぁ5日程度で到着したので文句は言えませんね。

 

で、到着したのがコレ↓↓

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キルテッドメイプルです。

アーチトップ用ですので、この杢でも中々お高かったのです。

 

お店のサイトではアーチトップ用ということで5/8″(≒約16mm)のものを仕入れたはずなのに、測ってみると21mm強ありました。

 

・・・雑すぎないか?

 

余計な5mmが勿体なさすぎる・・・。

 

でもうちのバンドソーじゃあボディ材の挽き割りが出来ません・・・。

※いつの間にか安物バンドソーが導入されてます(テヘッ

 

せめて18mm以上挽き割り出来るバンドソー・・・具体的には某REXON的なBS10K2以上でないと・・・。

ただなぁ・・・アレ、近頃一気に値上がりしたせいで手を出すのが躊躇われるんだよなぁ。

 

ついでに言うと、アーチトップに使える程の厚の材を扱う店の仕入れルートが未開拓なので、まだまだ先の話ですね。置く場所ないし。

 

おっと話が逸れました。

 

で、この材ですが、左側のブックマッチ材に若干の反りが見られまして、5mm余っているといっても平面出しもせにゃならんし、挽き割りをする余裕はなさそうなので、勿体ないの精神はそっと忘れることにします。

 

とはいえ・・・4mm~5mm削るのか・・・面倒くさい・・・。電動カンナじゃツライ・・・手押しカンナ盤が欲しい(ねーよ)

 

それだったら17mm厚で完全に平面出ている状態で送っておくれよ・・・。

 

ああ、肝心の杢については文句ありません。最高級の杢目とは程遠いですが、まぁ合格は出せるレベルです。

 

安ギターやギターキットに使われている、貼りメイプルとかいうハリボテを使うより100倍マシです。

フラットトップ用ならもっと安くもっと良い杢が出ているものが買えたのですが、アーチの製作がしたかったので仕方ないですね。

 

加工に入る前にブックマッチを済ませなくちゃならないけど、これも経験ですし、良い機会ですので頑張ります。

とはいえ、お財布の都合上、バック材やネック材他の発注がまだ先になってしまうので、ゆっくりやります。

高かった分、慎重に行いたいですし。ああ胃が痛い。

 

この時点からの製作になると、いよいよ本格的に「俺、本当に1からギター作ってる!」感を味わえます。中々にスリルあるぜ。おかげさまで僕の製作用貯金はスッカラカンですが。。

少しでも諸先輩方の世界に近づけるよう、頑張ります。・・・頑張る方向性を明らかに間違えている気がするけど。

 

 

そーいえば。

とある知恵袋を見ていて、笑ってしまった自作されている先輩の1人の一言。

「製作の腕前と演奏の腕前は反比例するよ」

 

・・・うん・・・うん・・・涙が出てくるけれど、真理です。

究極的に何かを極めにかかるというのは、そんなものです。色んな方面に手を出しまくっている僕が言えたことじゃないけどさ。

 

 

一方で、まだまだ道半ばのぺーぺー製作者の僕は思うのだ。

動画で、ギターを作ってみた、と銘打っておいて、ジャンクのボディやネックを買ってきて、それを組み立てて「自作」と言う。

それは違う、と。

 

ガチ勢からすると自作キットでさえグレーラインなのに。

※ギターキットは最初はとても良い教材だと思います。構造の理解には良いものです。塗装も学べて、ヘッドも自由にカット出来る。配線も組んであるし、オリジナル回路も簡単だし。わざわざスケール通りにフレット打つ必要もない。何よりザグリがいらない。コスパも良い。素晴らしいです。作ったことないけどさ!!だって肝心の木材が安物だしw

 

キットを自作と言って満足できるなら、わざわざ海外から木材を輸入なんかしないんだってばよ。

 

ましてジャンクや既製品の継ぎはぎ?だったら作ったほうが早い!(意味不明)

せめて木工くらいしましょーよお。楽しいのに、木工。

 

難しくて、上手くいかなくて・・・汗水たらして、木屑塗れになって、手は塗料やヤスリで荒れ果てていくのに、ただの板切れが「楽器」になっていくのは何より楽しい。

そうやって出来た子を僕はようやく愛せます。

 

どうにも近頃、動画などで「自作」がずいぶんとゆとり仕様になっているのが悲しい限りです。

そういう動画を見るとやっぱり少しガッカリしてしまいますね。スクール卒とかでなく、完全に独学で自作する人間なんて本当に天然記念物なので、期待してしまうほうが悪いのだけれど。

 

他人様には他人様の楽しみ方があるのでしょう、羨ましいなぁコスパ良さそうで。

 

 

なんで、ガチ製作しようとするとこんなに金が吹っ飛んでいくんだ・・・。

 

工具はもちろんのこと、材料が・・・多い、高い。

これでパーフリングでカスタムバインディングして、オリジナルインレイ&ロゴもつけて、ブリッジはFRTオリジナルで・・・と考えると本当に胃が痛い。

メーカー製でもそこまでいくと売値20万30万では手に負えないので・・・仕方ないですね。

 

頑張ります。

 

 

 

ではでは、またまた長くなってしまったのでこの辺で。

 

 

 

本日も御疲れ様でした。

 

 

 

 

ほなー。

トップ材が届きました。」への4件のフィードバック

  1. おお(・ω・)ノ
    着々と材料が届いてるね。

    ギター製作の記事楽しみにしてるよー

    1. トニさん

      コメントありがとうございます!
      製作も頑張りたいのですが・・・コストの関係でもう少し先になりそうです・・・申し訳ない(´゚ω゚`)
      ただちょくちょく準備の記事は上げていくと思うので、今後ともよろしくお願いします!

    1. 楽団ひとりさん

      コメント&情報ありがとうございます!

      きこりの店さんですが、実は前々から気にはなっていたんですよw
      ただ、若松の自宅からだと車で1時間ほどかかるので、地味に遠く感じて行けてなかったのです( ´・ω・)
      せっかくなので、近々行ってみようと思います!可能だったらその時の記事も作ってみますねー

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