Luthiers addiction

こんにちはこんばんは。

 

二月になりましたね。

今年は雪が全く降らないので、これは思ったより早く次の製作に移れそうです。

冬は寒くて、木工やるにしても辛いのです。あと塗装にも適さないので。困ったもんだ。

 

さて、前回まで連続でリペア関係の記事を上げたので、今回は違うネタにしたいっすね。

 

うーん、どうしよう。

ああ、関係ないですが、完全に放置気味だった某動画サイトに上げている自作ギターの動画が、いつの間にかコメントが増えていてちょっとびっくり致しました。

別の動画ではグサッとくる指摘もないことはないのですが、それはそれとして、やはり素直に褒められると嬉しいものです。

褒められると伸びる子なので。

が、

褒められ過ぎるとちょっと照れてしまう///

それこそギター製作と関係ないところで、手が綺麗ですね、とか言って頂けたりするだけでも(笑)

まぁ動画で遠目だからそう見えただけでしょう。

だって、手。ボロボロだもの。右手は爪が欠けまくって汚い有様だし。左手に至っては指先の形が変形していますから。

これは弦楽器を弾く者なら皆さんもそうであるはず。みんな痛い思いをして硬くしてきたのです。

 

今はもう痛む前に肩とか首が疲れたりするのでわかりませんが、昔は痛かったなぁと。

それが楽しかったな、って。まして指先なんて神経が集中しているところですから、痛くて痛くて、それでも楽器が弾けるのが楽しくて楽しくて。

ずっと続けているとその頃の楽しさが懐かしくもあります。今は日常の一部になってしまっているから・・・。

だからあの頃のように、また弦ダコ出来ないかなぁ、とか思いますが、絶対出来てくれないから困ったものです。

強くなったね、指先さん達。

 

自分の指や手を綺麗と思うことはありませんが、他にやっている方、或いはモノ作りをしている方の手を見るのは好きです。職人のように荒れた手を見ると、やっぱりすげぇなぁと思います。自分の?まだまだですね。

スポーツ選手や料理人、プロの演奏家さんに木工職人。かっこいいですよね。

正直ネイルとかで飾った爪は何も感じませんが、何かに打ち込んでいる人の手は荒れていても綺麗だなぁ、と思います。

僕の手も常時荒れ果てています。ハンドクリームとか使ったことないしね!男だから当たり前だけど!

なので手が綺麗、と言ってもらえると嬉しい代わりにやっぱりまだまだなので照れてしまうわけです。

 

というか、ここにも動画のリンクをつけてもいいのですが・・・うーん、気楽にリンク先に指定できるのがyoutubeくらいだしなぁ・・・あっちは全く再生数が伸びていないのでちょっと・・・。

↑いや、だったらせめて宣伝なり、ここでリンクつけるなりして再生数稼げよ!というツッコミがすでに知人から入っているので、そのうちどっかの記事からつけるようにします。

だって趣味のブログだしなぁ、再生は他のサイトのほうで地味に伸びてるし、コメントもそっちで頂けるしなぁ、とか思ってますスイマセン。

 

まぁまだ作った動画なんて十数本程度なんですけどね。12月からこっち何も作ってないんですけどね。

ブログサイト(ここ)を作ったり、新しい動画作ったり、新しい曲コピーしたり、新しいギター作ったり忙しくて。まぁ仕事もちゃんとしてますよ?(おまけ程度に)

 

だいたい次何作ろうか、ということしか考えてないのです。

ギター作りも・・・まだ次の材とパーツの選定で悩んでいて・・・。

順当にいけば、材はアルダーかマホガニーにメイプルトップで決まりなのですが・・・トップ材が入手困難で。

キルト系は稀少だし、カーリーは手に入っても高いので。。どうしたものか。いっそ塗り潰しで今回は攻めるべきか・・・。

パーツも何より費用の関係で悩みが尽きません。

フロイドローズを載せたい・・・ライセンス品はうちにもあるけれど、やはりオリジナルが欲しい・・・。が高い。でもでも精度の格が違い過ぎるし。

ピックアップはしっかりディマジオを(買ったまま使わず放置して)確保してあるので問題ないのですが。

個人的にギターのキャラクターを決定付ける要素の中で、僕が大事にするのは、木材とペグ、ブリッジです。

ピックアップはまぁ後から載せ替えが比較的楽なので後回しにしがちです。

特にブリッジの選定は相当シビアです。もちろん作るときの加工にしても。ネックポケットとブリッジザグリ、スタッド位置は1mmのミスも許されませんから(経験談:ミスりました)。

モノにしても極力しっかりしたものを用意しないと。こう言ってはなんですが、国産以外のアジア圏の工場産のパーツは可能な限り排除したい。

申し訳ありませんが、加工精度が違い過ぎます。

当然しっかりしたものは高額になりがちなのですが。

 

やはりコストや品質の兼ね合いは毎回頭の痛い問題ですね。楽器製作をするなら皆そうであるはず。←そもそも絶対数が少な過ぎるけど。

 

少し話が逸れますが、エレキを弾きます。というと結構チャラチャラした印象を持たれがちです。まぁクラシックな楽器やアコギよりもそう思われても仕方ない、という自覚はあります。弾くのもスタイルもHR/HMだし。

が、エレキ作ってます、と言ってチャラついた印象を持たれることだけはないようお願いしたいところです。

あれはもう一種の修羅場です。頭にタオルを巻いて防塵メガネをかけてマスクをしながら、木屑と粉まみれでルーターやノミ、カンナを持つ姿のどこにチャラついた要素があるのか。

以前、その景色の一部を見た若い女の子に言われました。「舐めてました。すみません」

はい。遊びじゃないんです。病気なだけです。

じゃなきゃわざわざノミやカンナ刃を砥いでまで作ってません。

本当に、末期なだけです。

 

そういう末期症状な人間に対して、「コイツ、バカじゃねーの?wwでもスゲェwww」ってコメントを頂けるから頑張れるところもあるんですね。大半の人間にはドン引きされますが。

さ、次の自作楽器を見たい、と思ってくださる方々がPC画面の向こう側に数人でもいてくれているようなので、ボチボチ製作に取り掛かります。並行して動画も作っていかないと。

 

その工程もこちらにあげていきますね。需要は限りなく少ないでしょうけど。

 

それでは今日はこの辺で。

 

ほな。

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